鍾乳洞について
鍾乳洞のメッカ・南大東
鍾乳管(ソーダストロー)
石筍(せきじゅん)
ヘリクタイト
泡状鍾乳石
ケイブキューブ
鍾乳洞内でカルシウム炭酸塩が水流の影響で沈着し、成長する洞窟生成物です。
粒子などを核にして、周囲に方解石の薄層が同心円状に重なっていき、真珠のような球体を形成します。これをケイブパールと呼び、リムストーンのくぼみなどでよく見られます。さらにそれが四角く形成されるケイブキューブが南大東島で見られます。
一般的には1cm以下です。水流の影響で粒が回転しながら均等に成長し、球形や円柱、時には複数が融合した房状になることもあります。また、底で転がることで自然に研磨され、光沢が生まれます。
ケイブキューブの成長過程には微生物の関与が指摘されることもあり、複雑な自然の働きがその美しい形を作り出しています。