南大東島は太平洋のオアシスです。
なのでロシアや日本北部から
オーストラリアまでの渡り鳥が
休息したり越冬したりしに
南大東島によって行きます。
今日は島の真ん中たりで
ヤツガシラを見つけました。
これから北に渡ってゆく
鳥たちがたくさん見られそうで
ワクワクです。
南大東島は無人島でした。
明治33年に八丈島の人たちが
開拓に入ってサトウキビの島を作って125年
ビロウの森を切り開いて
カルストの土地を均して作り上げました。
しかし台風や干ばつの自然の脅威から
人の生活を守ってくれるのも
ビロウの森です。
ダイトウオオコウモリの森は
かつて空港の滑走路だった土地を
アスファルトをはがして
植栽をして森の再生を試みました。
たくさんの種類の木々を密植して
それぞれの木の競争を見守り
短い期間で原生林のような森が育っています。
すると、やっぱりビロウが驚異的な成長を見せています。
やはり南大東島はビロウの島だったと実感させられます。
今また雑木林の中で
ビロウの植栽実験を始めました。
手に負えない雑草の森の中で
ビロウがいかに勝ち抜いてゆくのか?
検証しています。